久しぶりに原稿を書きました。 [イベント]
別冊映画秘宝アメコミ映画完全ガイド ダークヒーロー編 (洋泉社MOOK)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2012/07/28
- メディア: ムック
ダークヒーロー=バットマン=DCということで、ジャスティス・リーグ映画について書かせていただきましたよ。
東雲会VOL.21 飛び出す!東雲会 センター・オブ・ジ・アースで皆殺し大作戦! [イベント]
我が目を疑うバカ映像の数々!耳を疑ういいかげんなトーク!
豪華ゲストも次々登場! 抱腹絶倒!阿鼻叫喚!
もはや人類に希望などない! サバイバルもしませんよーだ! バーカ!
【出演】
ホスト:
バカヨシキ所長(高橋ヨシキ)
ゲスト:
中原昌也(ミュージシャン)
てらさわホーク(映画秘宝)
高橋ターヤン(映画秘宝)
山崎智之(音楽ライター)
その他、豪華ゲストどしどし登場予定!
@新宿ロフトプラスワン
OPEN18:00/START19:00
¥1000円(飲食別)
当日のみ
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本日のFBBイベントの興奮冷めやらぬままに、五日後には東雲会ですよ。
みんないこう!
(公式)
Laserdisc生産終了とのこと。 [イベント]
HLD-X9の…。
「八犬伝の世界」展 [イベント]
曲亭から、石山透、近年の作品まで網羅するとのこと。
行ってみたいが、千葉は遠いなぁ。(何でも自転車で行こうとするのをやめよう
会期中、川本喜八郎による八犬伝の人形(劇団貝の火所蔵)が展示されるそうな。興味をそそるなぁ。
切株派決起集会スペシャル 血肉のはらわた [イベント]
『ショック!残酷!切株映画の世界』出版記念!
「切株派決起集会スペシャル 血肉のはらわた」
手がちぎれ!足がもげ!首が飛ぶ! スクリーンに広がる地獄絵巻をあなたは正視できるか!? 映画における残酷表現は娯楽の王道だ!『ショック!残酷!切株映画の世界』出版を記念してお送りする切株派決起集会スペシャル!豪華ゲストも次々登場!今夜、ロフトプラスワンが血に染まる!
【出演】
高橋ヨシキ(切株派デザイナー)他切株ムック執筆者多数出演!
【日時】
2008年2月24日(日)
Open 18:30 / Start 19:30
【場所】
新宿ロフトプラスワン
【料金】
1000円(飲食別)
つうわけで行くよ。最近無沙汰気味だし。
(公式ページ)
ショック!残酷!切株映画の世界 (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝) (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)
- 作者: 高橋 ヨシキ, DEVILPRESS MURDER TE
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2008/02/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
大幅メンテ。 [イベント]
もうじきなんですが、このSo-net ブログが大幅なメンテに入ります。
その際、なんかURLが変わるらしいんですね。
http://blog.so-net.ne.jp/gomiyashiki/
だったのが
http://gomiyashiki.blog.so-net.ne.jp/
に基本変わるとか。
まぁとりあえずどちらでもアクセス出来るらしいんだけどね。
でも色々設定とか変えないといけないなぁ。
11/3 声優口演2007 [イベント]
というわけで今年も声優口演行ってきたヨ。
開始は6時半からってんだけど前売りは全席フリーで、3時から整理券発行という事だったので、ガツガツはしないけどとりあえず一階席がいいなぁと思って4時くらいに着くように調整。
四谷駅からテクテク歩いて、丁度4時頃会場の四谷区民ホールに到着。途中ドン・ボスコのウィンドウを眺めて「クリスチャンのガジェットって気持ちわりぃけど、全然興味ないガンダムのグッズ買うような気分で何か買ってみっか!」などと考えたり。トリプルドム気分で東方の三博士…、いいじゃん。実践はしなかったけど。替わりに買ったのはスーパーの店頭で売ってた焼芋。105円なのに100円コンビニで売られてる貧相なのじゃなくて、ギネスブック級うんこみたいな立派なものでした。歩きながらもぐもぐ。
9Fの大ホール=会場の前で整理券を受け取る。102番。後で知った話だけど、ガツガツした声優ファンの気持ちわりい人達が早朝から並んでいたそうです。ご苦労なこったい。
さて開場まであと2時間近く。そこらへんにたむろしていても、開場整理係のお姉さん方があからさまに嫌な顔をするので、ホールそばにあるモスでコーヒー飲んだり。そうそう。このホールの7階は四谷図書館なんだよ、ということでそっちでダラダラと時間をつぶす。
四谷図書館の特性は…、そうねぇ、土地柄外国の雑誌や書籍が多かった。特に中国物が目立つ。でも興味ないのでスル~♪
映画関係の本をあさったり検索したり。『妖怪人間ベム大全』をパラパラとめくる。作品的にはほぼ興味ない(特に新作)が、第一動画の設立部分の記述が興味深い。こういう部分だけの本があるといいのになぁ。
後はラング本とかいろいろパラ読み。会場前、整理番号順に並ぶ時間近くになっていっしょに観る人と合流。非常階段に並ぶ、いや並ばされる。
この声優口演というイベントは、基本的にイベントのプロでなくシロウト(もちろん本業ではプロなのだろうが)が手弁当で廻しているイベントだ。だから明らかに段取りが悪い。…のだが、俺は手弁当のイベントを段取りが悪いと切って捨てるほど子供ではないのでこれも味だと思ってる。初めて接した人はとまどったかも。
102番でも結構いい席は残っている。というかあんまり前で声優とふれあいたいっ!と思っていなかったので(写真撮影も禁止だし)、一回最後列招待席前の中央を陣取る。生演奏もあるし一番いいとこじゃないの?
イベント開始。総合プロデュースのハザマ登場。声優口演とは、マツダ映画社提供の無声映画フィルムを上映し、一流声優陣がそれに生で声を当て、生伴奏で音をつけるという大変贅沢なイベント。生伴奏(例えば柳下美恵)と弁士(例えば澤登翠)は上映のパターンとしてよくありますが、一流声優が当てレコ風にやるところが味なんですな。
アニメ中心でなく、若いのも中年もジジイババァも分け隔て無くプロ声優の技を堪能していただくという場、なわけDeath。という主旨を脱線も交えつつ話しておられたよ、ハザマが。
トップバッターは越前リョーマの人による『のらくろ二等兵』
この『のらくろ二等兵』は、村田安司監督のサイレント版(レコードトーキーかも?)。村田の作品は絵も動きもうまいので大好き。この「のらくろ」は初見だったと思う。
リョーマの人は上手いんだけど、女性なので必然的に声のバリエーションに「女」が入ってしまう。そのため猛犬連隊にオカマがいる珍妙な話に。ちょっと残念だがそれ以外は問題なし。
というか村田のアニメーションが神なのでかえって音付けが邪魔ではと思ってしまった。ごめん。>リョーマくん
二番手は、出たっ、近石真介!和装で見台まで用意して、これはもう近石亭真介、落語の体ですよ。もうね、フィルムが流れる前にたっぷりとマクラまで披露するという大サービスで、映画は『弥次喜多・岡崎の猫騒動』 これが着ぐるみの化け猫が大暴れするナンセンスな怪作。フィルムはブツ切れだったけど着ぐるみの化け猫がすごいし、近石真介の口演も熱のはいることはいること。(自作だそうな) 実に堪能した。
この後幕を閉じてハザマ、近石、皆川(リョーマ)、そしてここまでのシンセ伴奏を担当した増田年男というヤングメンでフリートーク。ハザマと近石が並ぶとマーティン・ルイスの底抜けコンビだとか、若い頃は食えなかったとか、『カウボーイGメン』だとか、という諸々の話で裏の準備が整うまで繋げるハザマ。そしてハザマが「下駄が買えなかった」という話をするところで準備が整って山下洋輔ニュー・カルテットの演奏が始まった。
山下洋輔ニュー・カルテットは山下洋輔と20前後の若手ドラムス・ベース・アルトサックス構成のカルテット。いきなりフリージャズで声優オタクの方々(俺含)の度肝を抜く。これは一発〆て優位に立とうとする何かだと思うのだが(違うよ)、初めてみる山下洋輔のピアノはドシャメシャと本当に打楽器だった。
声優ヲタの小娘どもを十分に黙らせたと覚しき辺りで5分ほどで情熱ので演奏終了。舞台にハザマが登場。ハザマと洋輔は親戚関係で、洋輔にとってハザマは「親戚の面白いおにいちゃん」だった等というトークが進行。つまりキャスティングもある意味手弁当なわけですね。
今回山下洋輔NQにポピュラー映画音楽を演奏していただくというある意味異色というかオソロシイ趣向。親戚筋には無理は言ってみる物ですね。(ハザマが土下座してたけど。)というわけでマンシーニの代表曲を2曲セレクトして演奏。まずは、「ピンクパンサーのテーマ」(ハザマだから)。一瞬ベタすぎる選曲じゃね?と思ったが、よく考えればいじればいじるだけ伸びる曲であり、山下洋輔NQの個性はっきり出た演奏となった。CDが出るなら欲しいくらい。曲終了後ハザマがピーセラを演じたりしてから、「ムーンリバー」…なのだが、その前に永遠のオードリー・ヘップバーン(の声)池田昌子サマ登場。人は死して名を残す。ハリウッド女優は死してもfix声優を残す。声を出すとそこにオードリーが、オードリーがいるよ!(ポテチン)というか、気を張ってないメーテルだよ!
池田さんは遠目にもお美しい方でした。はっは。ひとしきりオードリーの話などしてから、山下洋輔NQ演奏のムーンリバーにのせて、「ティファニーで朝食を」のスチルを写しながらの当てレコ風寸劇ですよ。すげぇ。なんて贅沢なんだ。これを観るためだけに金払ったと言っても過言ではないよ!オードリーが、オードリーが喋ってるよ!(ポテチン)ちなみにお相手はジョージ・ペパードなのでハザマ…ではなく、ナレーターの堀内(「てやんでぇ」か)が担当。(オリジナル吹き替えは野沢那智)もうねぇ。家帰ってから『ティファニー…』見直そうと思ったよ。(でも酔っぱらって帰ってきたので観ないで寝た)1分ほどのドラマだったけど良かったなぁ。ドラマ終了後もNQによる演奏は続く。池田・堀内コンビの演技の間は邪魔にならないようにスタンダードな演奏だったが終了後はフリージャズ的アプローチを込めた演奏になる。しかし、ムーンリバーってメロディアスな曲だからアレンジがなかなか難しそう。
ここで思ったんだけど、今回池田昌子サマなのでムーンリバーってのはわかるんだけど、東京角川映画祭で4500円とったときのキャストは戸田恵子とモジャメガネ(山寺)だったわけで、この時はなにやったんだろう?曲は同じで、今回池田昌子の出演ありきのボーナスだったのだろうか。だったらええもんみたで!それと堀内が登場したときいきなり声優ファンの婦女子が笑っていたけど、今時出るだけで笑いのとれるコメディアンも珍しいよね。コメディアンじゃないけど。
そしてもう一曲。山下洋輔NQオリジナルの曲(ブリック・ブロックとか言ってたか)を演奏。各パートのソロをこれでもかと聴かせる曲で会場からは割れんばかりの拍手が。CD買おう。会場では買わなかったけど。洋輔の汗をふきふき体全体を使ったピアノ演奏は印象的だったなぁ。(とライブならではの感想も挿入しよう)
ラスト演目は『キートンの探偵学入門』。これを男:堀内賢雄、女:池田昌子、演奏:山下洋輔NQで当てるというわけです。なんて贅沢なんだ!
実際キートンのアクロバット、堀内の芸達者、池田昌子の色っぽさ、そしてNQの演奏が渾然となった素晴らしいパフォーマンスだった。チェイスシーンではNQの演奏をたっぷりきかせる演出も嬉しい。唯一残念な点は、クライマックス近くNQの演奏が狂騒に近くなったときに池田さんの声が負けていたこと。池田さんのマイクをもう一段階あげるべきだった、あそこは。
後サイレントコメディの伴奏にドラムがいるのはやっぱりいいなぁと思った。シンバルは便利だよ。
9時近くに口演が全て終了。区の施設なのでここから10時に完全撤収というのはひとごとながらキツイなぁ。どこもそうなんだよね>区の施設。文化がどうのという以前にそういう縛りをもうちょっと考えていただきたい物だ。
総論として、去年の声優口演は、ある意味サイレント映画を知ってる人が「これは面白いんだから」と趣味で選んだラインナップだった(ように思った)。もちろんそれは面白かったんだけど、今回のラインナップはそれよりもう一段階敷居を下げ、純粋におもしろさを追求したものだった。「探偵学入門」もことのほか受けていたし、帰りに20前後の若い女の子も「キートンおもしろかったね」とか言っていた。(立ち聞き。もっとおもしろいのあるからみるといいよ。)そして山下洋輔NQの生演奏までまで堪能できてこの値段(前売り3500円)は無いだろう。安すぎる。手弁当万歳!来年もあれば絶対行く。スタッフ及び出演者の皆様お疲れ様でした。あんたらスゴイ仕事したよ。
<余談>
会場の物販で山下洋輔のCD、皆川裕子さん(やっとフルネームで書いたか)のCD、そして近石真介さんの朗読CDが売っていたんだけど、キャストが茂森あゆみ、近石真介…とここまではわかるんだけど、もうひとりが蝶野正洋?何で?この疑問を解決するには買わないといけないのだろうか。