オタワ国際が山村浩二のグランプリでオワタ [アニメーション]
おめでとうございます。あ、タイトルの内容はここまで。だってまだみてないし。
関連で、某blog(ttp://animationscc.blog105.fc2.com/blog-entry-30.html)を見たら、こんなことが書いてあった。愚痴なのでトラバはしない。
ディズニーも昔、映画スターが大勢登場するパロディー作品を作っていたが、今みるとまったく面白くない。(あれで笑うとすれば、パロディーの対象となっている元ネタを知っているぞ、と周りにアピールするために笑うくらいしかないのでは。)
…悪かったな。キー(`皿´)
いや怒ってない、怒ってない。
本文を読んで貰うとわかるが、これはICAF(Inter College Animation Festival 2007)の作品評の一部だ。要は「新作なんだろうけど何かネタ古くね?」という文脈の評なのだが、この文が、どうにもひっかかる。
なぜならギャグや作品に時代性を加えることの完全否定にとれてしまうからだ。ディズニーの作品を現在観て「ギャグが古いね」と感想を述べるのは勝手だが、その成立を考えれば理解は可能だと思うのだ。ディズニーの短編は独立して存在していた(上映されていた)訳ではなく、本編の添え物として存在していたのだし、現在我々がDVDなどで見ることを前提として作られていないのだ。
だから、現在DVDなどで簡単に見ることが出来る作品でも、誰に向けて作られたかを考えて論じるべきではないだろうか。
まぁここら辺の話になるとアニメーション評論家の仕事では無く、アニメーション歴史家の仕事かね。
大体5年経つと、「新しい作品」も「少々古い」もおしなべて「古い」になるしな。誰も100年先を向けて作品を作ってないと思うよ。
by ふこをさん (2007-09-24 20:58)