No.1886 アンブレイカブル [DVD]
というわけでシャマラン旧作祭りは続く。『シックスセンス』もそうだが、何故この2本を劇場に観に行かず、DVDですらみなかったかを考えてみた。理由はやっぱりブルース・ウィリスだなぁ。ハゲが神妙な顔をしてるだけの映画、それだけで切ったのだ。俺はそういうところがある。ハゲスターの映画は観ないのだ。ニコラス・ケイジも。それはそうと『アンブレイカブル』、とりあえず★★★☆☆をつけておくが、ひどい映画だった。最大のギミックがジャンルの偽装ってのは、観客を裏切ることではないだろうか。結局アメコミとスーパーヒーロー云々は、マクガフィンとまではいかないにしろ、ストーリーの味付けにしか過ぎない。そう、この映画は読後狐につままれた顔をしてしまうような新本格のミステリなのである。
そう考えると、ラストの処理がまず過ぎる。最後の告白で話は終わらせるべきだった。その後彼らがどうなったのかは観客の想像に任せるべきなのである。もちろん、ジャンルの遷移についていけなかった観客はとまどうだろうが、そんな奴はどんなものを観ても何もわからないバカなのである。シャマ公は、観客をコントロールしようとするあまり、バカの為の映画を作ってしまったのだ。
ラスト一分を切れば、★★★★☆。
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ウィル・スミスさっさと死なないかな…。
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